スペース研究会
「物語は空間の遍歴である」はミシェル・セルトーのことばですが、今春から空間(スペース)について勉強会を数名で始めています。空間(スペース)という概念は広い範囲をカバーし、物理空間ばかりか、建築空間、ナラティヴ空間、理論空間、サイバースペース、生物たちのテリトリー、などなど、日本語の「間」の概念にも似て、分野横断的に考察可能な豊かなテーマです。まずは「空間論的転回」をもたらしたと言われるフランスの思想家、アンリ・ ルフェーヴルの『空間の生産』の読み合わせから始めています。

Communicative Musicality 研究会
音楽と生命人と生物の生命事象にみられる「音楽性」をさがす勉強会です。音楽と生命との関係に関心がある方、どうぞご参加ください。これまでの研究会は下記をご覧ください。(次回の研究会はTopページ)
第8回 「 歌と語りの地域差・地域性 ― 方言学的視点から」019.9.26(木)
第4回「現代における音楽療法について 」2018.9.28(金)
オープンダイアローグ研究会
前身は2000年設立の「ナラティヴ研究会」です。1997年に『ナラティヴ・セラピー~社会構成主義の実践』を共同で翻訳したところ、ある方から研究会の開催を提案されました。そこで、2000年から2014年までおよそ毎月一度のペースで、“ナラティヴ”をキーワードに勉強会および話題提供者を招くなどして、名古屋市立大学看護学部棟で行なってきました。当初は、医療・心理・支援・研究職従事者を中心として開始されましたが、15年の間に“ナラティヴ”の概念は、企業のマーケティング分野など多分野で活用されるようになり、様々な職種からなる数百名の登録者を持つまでになりました。2014年12月、次のステージへの進化を見据え、研究会の名称を改め、「オープンダイアローグ研究会」として新たにスタートしました。
これまでの活動は、 オープンダイアローグ研究会のブログ をご覧ください。
